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ラツィオ州はローマ文化の発祥の地であり古都ローマ周辺の丘陵では古代ローマ帝国の時代からワイン造りが盛んでした。 西はティレニア海に臨み、北はトスカーナ、ウンブリアと接しますが、
州の半分以上が丘陵地帯となっています。ワインの生産地区は大きく ローマ以北と以南に分かれ、 北側にはエスト!エスト!!エスト!!!があり、南側にはフラスカーティがありどちらも歴史的に重要なワインでになります。両者とも白ワインですが
ラツィオでは白ワインの生産量が多く、ブドウ品種も酸が少なく若干の甘味を含んだマルヴァジアか、それなりの酸味を含んだトレッビアーノを主体に造られ、多くの場合はこの両品種を混醸して造られます。
ローマのすぐ南にあるカステッリ ロマーニ地方ではフラスカーティをはじめ、多くのDOCワインが存在しますが、ブドウ品種や生産地がそれほど変わらないため、特に各々の個性を持つにいたりません。
このあたりの白ワインは、品種の特性に加え、貴腐ワインや半甘口のワインの歴史も古いせいか、辛口と言っても口を引き締めるほどの 高い酸や刺激を持たず、どちらかと言うとまろやかな口当たりで、
香りも穏やかです。この州では白ワインの生産が圧倒しており、比率とすると イタリア一で80%以上に上ります。そしてDOCワインの 45%ほどがフラスカーティという極端な数字になります。
たしかにローマの人々は近くで造られるフラスカーティを愛し、頻繁にレストランや食卓に上がりますが、最近ではこのラツィオ州でも世界に誇れる素晴らしい赤ワインを造れることが証明され、白ワインだけでなく赤ワインの生産にも積極的に取り組むワイナリーが増えてきています。
ラツィオはワイン産地として今まで以上に期待されていく州となりそうです。 |
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