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長靴の形をしたイタリア半島のちょうどかかとの部分に当たるプーリア州は、地中海に突き出しアドリア海にも面していることから、ギリシアやアラブなどの人種が入り混ざり独特の文化を生み出してきました。プーリアにワイン造りが持ち込まれたのは古く古代フェニキア人の 時代に遡り、紀元前14世紀あるいはそれ以前とされています。本格的にブドウの栽培が広まるのは紀元前8世紀頃で、今でもこの州を代表するネーグロ アマーロが入ってきたのもその頃になります。この州のワイン生産地は靴のかかとの部分の南の地方と、そこから北の地方と2つに大きく分けられ、 南方は暑いサレント半島でサリーチェ サレンティーノや プリミティーヴォ ディ マンドゥリア等の高品質ワインを産むブドウを栽培しています。北方は州都バーリ近くの海岸沿いの地方で気候は温暖で乾燥していますが内陸へ入るほど涼しくなり、カステル  デル モンテなどの名醸ワインを造っています。他にもしいて言えば農業一般に適しており、この州のオリーヴオイル、 トマトの生産量はイタリア随一で、イタリア最大の農業地帯となっています。 気候に恵まれるプーリアは、農業灌漑が進んだ今日のブドウ栽培量も増え、ワインの生産量でヴェネトに次ぎイタリアで2番目の生産量を誇ります。 品質の点でも10年前にはDOCワインが生産量の 2%にも及ばず特徴のないテーブルワインを造り続けていましたが、今では13%と上がり毎年ごとに確実に質を上げ続けています。